VanScript 波乱万丈のバンクーバー生活日誌

バンクーバーで暮らす4人の大学生による台本のような生活日誌

Netflixで話題!Extremely Wicked and Shockingly Evil レビュー

こんにちは、映画大好きしゃちょーです。

 

皆さんは、テッドバンディのお話を聞いたことがありますか?

本名、セオドア・ロバート・バンディという名のこの男、アメリカで最初のシリアルキラーとして名を馳せていました。

 

1974年から1978年にかけて犯罪を犯し、被害者の数は30名とされていますが、実際の被害者は確実に30名を上回るだろうと言われています。被害者は一貫して、若い白人の女性のみ。何がきみが悪いって被害者全員がテッドの元カノににているところ。



そんな連続殺人鬼のテッドバンディを映画化した作品が

Extremely Wicked and Shockingly Vile”。Netflixさんで見れる作品です。

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http://bvnwnews.com/top-stories/2019/05/07/movie-review-extremely-wicked-shockingly-evil-and-vile/

この題名、実はテッドが死刑判決を下された時に、ジャッジから言われた言葉なんです。

“These killings  were extremely wicked, shockingly evil, vile and the product of a design to inflict a high degree of pain and utter indifference to human life,”

“あなたの犯した罪の数々は、極めて凶悪で、驚くほどに邪悪だ。”



本作で殺人鬼テッドを演じるのは、ハイスクールミュージカルでおなじみのザックエフロンです。このチョイスにはわたしも最初「???」となりましたが、映画を見て終わってすごく納得してしまいました。それについてはまた後ほど、、、

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https://consequenceofsound.net/2019/02/netflix-zac-efron-ted-bundy-extremely-wicked/

そして、テッドの長年のガールフレンドで、後のテッド逮捕に大きく貢献したエリザベス・クレプファーを演じるのは、リリーコリンズ

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https://mashable.com/article/shockingly-evil-zac-efron-ted-bundy-review/

はあ、かわいい。笑

 

( 余談になりますが、この2人2013年頃に付き合ってたって噂なんですけど、最近のインタビューとかを見ていると本当に恋人同士みたいにお似合いで、かわいいなあってにやにやしながらインタビューを見ているわたしであります。笑)

 

あらすじ

本作はガールフレンドのエリザベス目線でお話が語られていきます。

 

テッドとの出会いは、いたって普通のバー。シングルマザーのエリザベスは、子供の世話も得意なテッドに徐々に心を許していき、最初はとってもうまくいっていた2人です。

 

しかし、、、エリザベスはだんだんとテッドの奇妙な行動に気がついていきます。テッドのつく巧妙な嘘と、自分の心の間で揺らぐエリザベス。

 

そして、最初は交通違反で捕まったテッドでしたが、どんどんと様々な殺人事件に結びつけられていきます。

自分が愛したテッドの、知らなかった一面をどうしても信じることができないエリザベスと、とうとう捕まった殺人鬼のテッドの姿を、テッドの最期の告白まで語っていきます。



<感想>

 

 

 

 

*ネタバレ注意*



アメリカで最も有名といわれるテッドバンディの映画ですが、

うーん、とても良くできている。

 

テッドバンディーのお話ということで、少しテッドについて知っていると映画がさらに面白く見れると思います。

映画も大好きなわたしですが、True Crimeにも大変興味がありまして、、

少しだけですがテッドバンディーという男についてお話ししたいと思います。

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https://www.esquire.com/entertainment/a27363554/ted-bundy-extremely-wicked-execution/

テッドの死刑から30年ということで、今年に入ってからNetflixでも何本かドキュメンタリーが出ていたり、今回の映画化が行われていたりと、決して忘れ去られることのない彼。

 

それもそのはず、彼の行った犯罪は無残で、恐ろしく、、。何が一番怖いって、テッドバンディーがとても”普通”な人間だったところです。

 

テッドは、彼の犯罪もそうですが、彼のカリスマ性でもとても良く知られていました。法廷で実際に彼も見た人々は、「彼は殺人鬼なんて、信じられない。」と口々に。

彼には、女性のファンがとても多く、良く見かけがいいからだ、なんて言われるのですが、見かけだけではなく彼には人を操るチャーミングなカリスマ性があるんですよねえ、ドキュメンタリーなどを見ていてもそれが良く垣間見えます。

 

この男、学生として法を勉強していたのですが、自分の裁判で自分の弁護人になるという荒技をしでかしたのです。

 

テッド曰く、「誰よりも自分をうまく弁護できる人間はいない!!!」とのことで、元から付いていたプロの弁護人たちをどんどんクビにしていって結局最後まで自分で弁護人として法廷にたったんですよねえ。まあ、学生レベルだった彼が勝てるわけもなく、最後は死刑となって裁判は幕を閉じました。

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https://www.miaminewtimes.com/arts/ted-bundy-murder-trial-in-miami-foreshadowed-true-crime-fandom-11070191



とまあ、少しですがテッドについて説明したので、やっと本題の映画について。笑

 

テッドバンディーをあの爽やかイケメン、ザックエフロンが演じると聞いて驚いた人も多いんではないでしょうか。

 

しかし、映画を見てわたし納得してしまいました。

 

ザック演じるテッドは、最初はとってもいいやつなんですよね。フレンドリーで面白くて、気さくで、チャーミングで。エリザベスも思わずフォーリンラブしちゃうほど。まさにザックのイメージそのものです。

 

しかし、テッドはシアトルで起こった女性殺害事件の殺人犯として浮かび上がり、逮捕そして、有罪判決を受けてしまうんです。

 

ここまでのストーリーをエリザベス視点で描くことによって、視聴者は思わず、「え、本当にテッドがやったの?」と、思わずテッドに同情してしまいます。

エリザベスもテッドがそんな恐ろしい罪を犯したなんて信じられるはずもなく、、

 

テッドはシアトルからユタ州の刑務所に移動されます。なぜって、こいつユタ州でも何件も殺人を犯しているからです。

 

テッドは刑務所から2回も脱獄して、なんと脱獄中にまた数々の犯罪を犯していきます。

被害者数はどんどん上がっていき、最終的にテッドがたどり着き、そして捕まるのがフロリダ州です。

フロリダで行われる裁判の中継を家で見ながら、どんどんと酒に溺れていくエリザベス。

実は、彼女がシアトルで起こった殺人事件の後にテッドが犯人だと思い警察に電話して、テッドバンディーという名前を警察に明かしてしまったんです。

しかしエリザベスはどこかでテッドは無実だとまだ信じており、自分が警察に電話したせいでこんなことになってしまったんだと罪悪感に悩まされます。

 

テッド自身が弁護を勤め、世界中に生中継され、注目度もめちゃ高かった裁判でテッドにくだった判決は、有罪、そして死刑判決。

 

エリザベスは罪悪感から逃れるために、本当に彼が有罪なんだということを確かめるために、檻の中のテッドに尋ねます。

“Did you do it? Set me free.” 「あなたがやったの?わたしを自由にして」と。

このシーンはザックとリリーの迫真の演技です。息を飲んで見てしまいました。

 

エリザベスはテッドの被害者のうちの1人の女性の写真をテッドに見せます。彼女の体から頭部は切り離されています。

“What happened to her head? 彼女の頭に何があったの?”と聞くエリザベス。

 

テッドは静かに2人を隔てる窓ガラスに文字を書き始めます。

 

“h e c k s a w” “ハクソー (弓のこ)”

 

そこでエリザベスはテッドが犯人だったと確信し、刑務所を後にします。

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https://bloody-disgusting.com/movie/3553314/extremely-wicked-shockingly-evil-vile-clip-ted-bundy-claims-framed/

 

もうね、テッドがハクソーって書いた瞬間に鳥肌たちました。

最初はあんなに無実に見えたザック演じるテッドが、完全に悪者に変わる瞬間。

 

ザックエフロンという爽やかな俳優にテッドを演じさせることで、

人は見かけによらないというテッドバンディーの恐ろしさみたいなものを表してるのかな、と思いました。

 

テッド逮捕に大きく貢献したエリザベスですが、彼女からしてみたらテッドは長年のボーイフレンド。人殺しができる人だなんてきっと信じられなかったと思います。

しかし彼女はテッドの奇妙な行動と巧妙な嘘に気づいてしまうんですよねえ、、

彼女が寝ている間に、彼女の体をじっと観察しているテッド。

交通違反で捕まったというのに、やたらと長い刑期。

自分の頭は「彼は危険」といい、でも心はテッドを信じてしまうという実に難しい立場をリリーがうまく演じています。そして、本当にかわいいリリー。笑



ということでExtremely Eicked and Shockingly Vileの評価は

★★★★☆ 4/5

 

テッドバンディという重いテーマでありながら、テンポよく、そしてサスペンスもありつつ進んでいく物語です。

とってもお似合いな2人が演じる、とってもダークなExtremely Eicked and Shockingly Evil、思わず背筋がゾクッとします!夏の暑い夜にぜひネットフリックスで見てみてください!

 

ここまで長い記事読んでくれた皆さん、ありがとうございました!